NHKで紹介された、災害支援・ビジネスカーとして利用されているキャンピングカー事情

このところキャンピングカー関連の情報が、矢継ぎ早にTV番組で紹介されていますね。
前回お伝えしました「ひるまえホット」に引き続き、再びNHKでキャンピングカーについての放映がありましたので、レポートします。
*コチのつぶやき:放映からかなり時間があいてしまい、恐縮です・・・。(^^ゞ
●2018年10月4日(木)18:10~18:52
「NHK首都圏ネットワーク」
「災害時のキャンピングカー活用」というテーマで、キャンピングカーの利用方法が紹介されました。
その中では、アチ&コチがビックリ!の利用方法も・・・。
まず、近年において、キャンピングカー人気が上昇していることが紹介されました。
次に、いかにキャンピングカーが人気なのかということで、幕張メッセで開催された「カートラジャパン2018」(2018年10月28~30日)の様子が映し出されました。


*「カートラジャパン2018」は、NHKを始め、フジテレビや東京テレビでも放映されました。
キャンピングカーの保有台数は、ここ10年間で倍増していることが伝えられ、
「レジャー以外の使い道がドンドン広がっている」ことも紹介されました。
さて実際、その他にどのようなキャンピングカーの利用方法があるかというと・・・。
■ビジネスに活用されるキャンピングカー
「キャンピングカーワーク」というそうです。
さっそうと走るバンコンが、道路脇の駐車場スペースに滑り込むように入ってきて止まりました。

すると、車の中から登場したのは、スーツ姿の男性?!

ハイ、そうなのです・・・なんと、ビジネスに利用されているのです。
キャンピングカーを、オフィス&商談の場&移動手段として使っているそーなんです。

おやおや、机の上に置いてあるPC画面に映っているのは、同じ仕事関係の3人のお方。
おー、お互いの顔を見ながらのミーティングが始まりました。
ん~、なるほどね。
快適に温度管理ができるダイネットは、夏は涼しく、冬は暖かい。デスクもある。PCや携帯電話などのバッテリーがなくなっても、「心配ご無用!」。走行&ソーラーパネルで充電されるサブバッテリーが設置されているので、電気のことは心配せずに、いつでも安心して仕事ができるというものです。
キャンピングカーを「動く別荘」にたとえる話しはしばしば耳にしますが、
これはまさに、「動くオフィス」というわけですね!

さらに、取引先との商談ができるんです!
取引先近くのパーキングに駐車して、商談の開始です。
取引先の方曰く、「近くまで来てくれるので楽ですし、打ち合わせする部屋をあらかじめ確保しなくてもいいので助かります」と。
密室空間なので、他の方に聞かれる心配もなく、話しを進めることができますよね。
これまた「動く商談室」というわけですね。
この方のキャンピングカーの利用は、仕事に直結しているのです。
ふむふむ、「キャンピングカーワーク」・・・「有り」ですね。
その他、オフィスとしての利用だけではなく、移動の多い建築現場の休憩所としても、キャンピングカーが使われているそうです。
作業員さん達がゆっくりと休憩できる場所を提供する!・・・これも一つの「キャンピングカーワーク」ですよね。
このようなキャンピングカーの活用方法を、アチ&コチは、今まで考えたことがなかったのです。
いや、待て、待て。
すでに、「キャンピングカーワーク」を実践している方がいらっしゃるではありませんか!
そう、NTB社の【SAKURA】をカスタマイズして、ビジネス&余暇利用を実践されている「空飛ぶわんこ」(コチラ→)さんです。
また、ミュージシャンの方がキャンピングカーに楽器を積み込んで、日本中のコンサート会場に向かうという話しを耳にしたことがあります。
さらには、看護師さんの「夜勤明け休憩所」として、キャンピングカーを利用している方もおられるそうです。
なるほど、キャンピングカーをレジャー以外に、仕事場として活用するお話しは、実は「あるある話し」なのですね。
ガッテン!ガッテン!
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そして、次に紹介されたのが、
■災害支援車として活躍するキャンピングカー
先に放映されたNHK「ひるまえホット」(レポートはコチラ→)にも登場していましたが、
災害時において泥水を浄化する装置を持つ「お風呂キャンピングカー」が、紹介されました。

心身共に疲労困憊している災害時に、お風呂に入ることができるのは、とても大事なことですよね。
有事がおきてから何日かあとに「自衛隊お風呂施設」が現地に運ばれ、被災された方々がやっと湯船に身を沈めることができて、とても喜んでいらっしゃる姿がニュースで放映されることがありますが、この「お風呂キャンピングカー」があれば、もっと早くにお風呂に入って、たとえ一時ではあっても疲れを癒やすことができますよね。
他方で、被災地に駆けつけてくださるボランティアの方々やスタッフの方々の簡易の宿泊施設として、キャンピングカーの有効活躍も期待されています。

実際に災害現場では、段ボールの上で夜を過ごすことも珍しくないとのことです。このような時、キャンピングカーがあれば、足を伸ばして横になることができ、疲れた身体を休めることができます。

*写真上↑は、「TSUBASA」です(7人就寝可能)。
実際に、キャンピングカーを有事に活用するという動きも始まっているようです。

その一つが、「キャンピングカーオーナーが、災害時に無償で車輌を市に貸し出す」という提案です。
キャンピングカーの中に、災害時に必要な物資や食料をいったいどのくらい積むことができるのかについて、シミュレーションされていました。
倉庫に保管してある災害時の水などを市の職員の方が、キャンピングカーに積み込んでいます。

右手の写真は、キャンピングカーの荷物置き場ですが、結構な量の水がドンドンと積み込まれています。
「災害支援に役立つ車」として、近年ますますキャンピングカーが注目されているのですね。
今回のNHKの番組では、キャンピングカーが、レジャーだけの用途ではなく、様々な可能性を秘めている車であるということにスポットがあてられたようです。
とても、勉強になりました。(゚゚)(。。)ペコッ
以上、「NHK首都圏ネットワーク」のキャンピングカー関連のニュース内容をピックアップしてみました。
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ライフラインが途切れた時、ソーラー付きのキャンピングカーでしたら、太陽光によってある程度電気をまかなえます。
電源を確保できなくても、寒い時にはFFヒーターでキャンピングカー内を暖めることが可能です(暑い時には、冷房で室内を一時的に涼しくすることもできます)。
闇夜には、明かりを灯すことができ、冷蔵庫やトイレも使用可能です。
普段から、キャンピングカー内に水や食料を備蓄しておけば、キャンピングカー内での調理も可能。
そして何よりの大切なのは、プライバシーが保たれ、足を伸ばして安眠することができることでしょう。

*コチのつぶやき:普段使いができる「軽キャンパー」という200万円代で購入可能なキャンピングカーもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。アチ&コチ (゚゚)(。。)

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